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†† 奴隷倶楽部 ††

奴隷の調教 そして完全なる支配...

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    森山 美里 ‐羞恥のメール‐ 

    | TAG: 森山美里 NOVELS |


     夏を思わせるような陽射しの中、氷室と美里は都内の某喫茶店で待ち合わせをした。
    スーツ姿の美里は待ち合わせの十分ほど前に到着するとウェイトレスに奥の席を案内される。店内は主婦同士の集まりや、打ち合わせ中のサラリーマン等で賑わっていた。
    そんな客達を横目で見ながら案内された席に座り上着を脱ぐとアイスコーヒーを注文する。白いブラウス姿の美里は清清しさもあり、マゾヒストであるとは誰も気付かないだろう。注文を終えるとスマートフォンを取り出し氷室の到着を待っていた。
    程無くしてメールの着信を知らせるメロディが流れると美里は慌ててスマホを取り内容を確認する。
    『到着した』
    すると入り口の自動ドアが開き、氷室が店内へと入ってきた。氷室は店内を見渡しているとすぐに美里に気付くが、美里の待つテーブルには行くことはなかった。
    「あの席は構わないかい? 」
    「ええ、どうぞ」
     氷室はウェイトレスに示し尋ねると美里の席から少し離れたテーブル席に腰を下ろした。ウェイトレスにコーヒーを注文すると内ポケットからスマホを取り出す。
    『股を開いて下着を見せろ』
     メールにそれだけを書き込むと美里へと送信をする。
    「・・・・・・」
     美里は暫く画面を見ていた。そして、動く事が出来ないで居るとまたメールを受信する。
    『開け』
    『早くやれ』
    『やれ、美里』
     短いメールを矢継ぎ早に送信すると美里は恐る恐る足を開き始める。
    『見えない』
     そしてまたメールを受信すると美里はスカートに手をかけながらゆっくりと足を開いていった。
    『気持ちいいだろ、美里』
    『はい・・・・・・気持ちいいです・・・・・・』
    氷室に否定の言葉は向けられない。それはメールでも同じことであった。
    『いい眺めだ・・・・・・実にいい』
    空席となっている目の前の椅子に氷室が座って居ればまだ耐えられもするだろう。氷室の存在を間近で感じていればまだ安心もできるであろう。だが、氷室は少し離れた席でコーヒーを飲んでいる。そして露出行為を偶然見かけてしまったかのように美里を遠目で見ている。それが美里には耐えられなかった。
    『閉じるな』
    不安と恥かしさで足を閉じ始めると間髪を入れずに氷室はメールを送信した。
    拒もうと思えば拒む事も出来る。だが、美里は「折檻」を気にしていた。美里にとって折檻という行為は快楽となってはいたが、氷室が行なう折檻は時に美里の想像を越える事をする。折檻を受けたいと言う気持ちと考えもよらぬ行為に対する怖れが入り混じる中、美里は拒む事はせず再び足を開くことを選んだ。

    シネマジック

    『下着を全部脱いで来い』
    開脚を強いられた美里のもとへメールが届くと迷わず立ち上がった。恥かしさも限界に来ていた美里にとっては足を開かずに済むという事でほっとしたのだろう。下着を奪われた後また足を開けと命令されたらという不安もあったが、今はこの場から離れることが出来る。そう思うと足早に手洗いへと向かって行った。
    『脱いだのか? 』
    『はい・・・・・・』
    『指定どおりの赤か? 』
    『はい・・・・・・』
    『証拠を見せろ』
    「・・・・・・」
     命令を受けた美里は周囲をしきりに気にしながらバッグから下着を取り出しテーブルへと置いた。

    『今日の20時 xxホテル xxx号室』
    『畏まりました・・・・・・』
    全ての確認が終えると氷室は立ち上がる。美里はその場で見送ると急いで下着をバッグへとしまう。
    会計を済ませ、店を出て行く氷室の背中を見詰めるその瞳はどこか淋しげであった。

    今夜、美里はホテルで抱かれる。その相手は誰なのか、一人なのか、それとも複数なのか、何も聞く事ができない美里は席を立つと仕事へと戻っていった。


    ※画像はイメージです。本文との関係はありません。
    ※本文はフィクションとなります。
    ※加筆訂正を行なう場合があります。


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    鬼畜がその辺の素人に普通では考えられない行為をする。街へと買い物へいく一人の女の子。ふと振り返ると一人の男が。
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