週末日付も変わる頃を迎え、街は家路を急ぐ傘の群れが駅へと消えていく中、真帆は雨の中を傘も差さずに街外れの奴隷倶楽部へと向かっていた。
「明日・・・・・・」
奴隷倶楽部の在るマンションの入り口に着くと最上階を見上げながら溜め息混じりに言葉を漏らした。
3日前のことだった。いつものように倶楽部に行くと全裸になり赤い首輪を着け、客を迎える準備をしていた。
暫くすると打ち合わせで外出していた氷室が戻ってきた。
「来てたのか」
「はい・・・・・・」
部屋で正座をして控える真帆と一言だけ言葉を交わすとデスクに向かって書類の整理をしていた。半時ほど過ぎた時、氷室は縄を持ち席を立つと真帆のもとへと向かった。
氷室が近づいてくるのに気付くと真帆は深く頭を下げた。
「立て・・・・・・」
「はい・・・・・・」
告げられた言葉に頷くと立ち上がり後ろを向いて両腕を回していた。
氷室は真帆の後ろ手に組んだ腕の手首を肘より上に縛り、胸の上下に胸縄を巻きはじめていった。真帆は俯き抵抗もすることなく高手小手縛りを受け入れていた。
真帆は恍惚とした気分に満たされて行き肉体の疼きが抑えきれなくなるほど縄の拘束感が堪らなく好きだった。所謂「縄酔い」をするタイプなのだろう。
縛り上げていく途中、体が動くと氷室に背中を叩かれる。
「もう少しだからしっかりしろ」
「も、申し訳ございません・・・・・・」
縛り終えた氷室は真帆の首輪に手をかけて鏡の前へと連れて行く。真帆はゆっくりと顔をあげ自分の姿を見ていた。
「・・・・・・」
言葉もなくただ鏡に向かい自由を奪われた自分を見ていると肉体の疼きは更に高まっていった。
「ケツを突き出せ」
恍惚とした表情を暫く眺めていた氷室がそう命令すると真帆は足を肩幅よりも広くし膝を曲げ尻だけを突き出す。
氷室は真帆の尻肉を指で開くと手にした全長五センチ程のローターを肛門に宛がう。
「あうっ・・・・・・」
真帆が肛門でローターを感じた次の瞬間そのローターは真帆の体の内へと呑み込まれていった。
「あああっ・・・・・・」
「どうだ、美味いか」
「は、はい・・・・・・ 美味しいです! 」
問いかけに声を張り上げ腰をくねらせる。
「まだスイッチも入れてないだろ」
「だってアナルに・・・・・・ ああっ・・・・・・」
黒いローターを呑み込んだ真帆の尻は何度も腰を振り氷室にスイッチをせがんでいるようだった。
「欲しいのか・・・・・・」
「お願いします。お願いします・・・・・・」
その場に真帆を残すと一人ソファに向い腰を下ろしスイッチを真帆にちらつかせていた。
「お願いします・・・ ああっ! 」
「そう簡単にはご馳走やれねぇだろ?」
「あぁっ・・・・・・ どうかこの卑女にご馳走をください・・・・・・ この浅ましい尻穴にどうぞお恵みをっ! 」
「じゃあ、何でもやるか?」
「何でも致しますからどうかお恵みをっっ! 」
真帆を隷属させるには緊縛と尻穴異物挿入で充分であった。
氷室はその言葉を聞くと一気にスイッチを全開にした。
「あああっ! 凄いっ! ローター様が卑女のケツマンコを犯してくださってますっ! 」
振動が真帆の肛門を犯していく。そして欲望の赴くままにローターを味わっていく。次第に足は笑い始め立っていられなると床にへたり込んでいった。
「どうだ、美味いだろ・・・・・・」
「あうっっ、凄いです! 美味しい! 美味しいっ! 」
「何でもする・・・・・・だったよな? 」
「はい、何でも致します! だから止めないで下さい。もっと犯してくださいっっ! あっ、あっ、あああっ! 」
気がつけば床に横わり酒漬けにされた海老のように体を何度も反らしながら喘ぎ叫んでいた。
「イクっ! イキますっ! 」
「イケよ・・・・・・イッてみろ卑女・・・・・・」
「あああぅ! ダメっ! あっ、あうっ、うぁぁっ! 」
その瞬間真帆は体を思いきり反らし昇天した。
真帆の逝く様は実に見ていて興奮する。それは琴線に触れるかのような心持でもあった。
「週末大阪まで行ってくれ」
「えっ・・・・・・」
真帆の痙攣が治まると徐に氷室が口を開きスーツの内ポケットから新幹線のチケットを床に放った。
「実は週末大阪で競りがある。それにお前を出品する」
「えっ・・・・・・ わ、私をお売りになられるのですか? 」
「いや、売るわけではないのだが、さっき二穴同時プレイができる商品を貸し出して欲しいと言う依頼があってな・・・・・・それでお前を貸し出すことになった。ってわけだ」
「そんな・・・・・・」
「お前、何でもするって言ったよな? 」
睨みつけられたその時、真帆は悶え狂いながら言葉にしたことを思い出した。
「言いました・・・・・・ でも・・・・・・」
「でも、何だ? 」
「い、いいえ・・・・・・」
拒めばまた折檻を受けるかもしれない。そう思った真帆は口を噤むしかなかった。
「新大阪の駅で迎えが来るから、着いたらあとはその方の指示に従え。」
「承知いたしました・・・・・・」
真帆は二枚のチケットを拾い上げると黙ってそれを見詰めていた。
『5月4日 東京→新大阪』
『5月11日 新大阪→東京』
次第に強まる雨足は真帆の苦しみを洗い流す事ができなかった。
「せめて証しは欲しい・・・・・・」
ずぶ濡れの真帆はそれだけを言うと濡らすためにマンションの中へと消えて行った。
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※本文はフィクションとなります。
※加筆訂正を行なう場合があります。
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奴隷色のステージ24 Actress:
織田真子 Goods:
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